映画公開されている"The Martian"を読みました。
火星に着陸して、仲間と調査に携わっていたMarkは、突然の砂嵐による事故で、行方不明になり死んだと思われ、一人、火星に取り残されます。

まず、事故で負ったけがを治し、次の火星行きのミッションが到着するまで、生きるためにどうすればよいか、いろいろと考えます。
ほとんど、絶望的な状況下にもかかわらず、いろいろと工夫しながら、困難をクリアしていくMarkは、すごいです。また、NASAのいろいろな立場の人の行動もなかなか面白かったです。
そして、Markと同じミッションのメンバーのキャラクターもそれぞれ個性的でした。
ただ、最初はいろいろな略語に、ちょっと戸惑いました。
著者は、科学オタクで、この本は最初自費出版だったらしいのですが、世界中の科学オタクに絶賛され、出版社からの出版となったとのことです。