2011年03月28日 (月) 22:40 | 編集
カレル・ヴァン・ウォルフレンの「アメリカとともに沈みゆく自由世界」を読みました。
ベルリンの壁が崩壊し、東西冷戦が終了し、資本主義社会の時代が来たと喜んだのもつかの間、アメリカでの9.11同時多発テロをきっかけにアメリカは暴走していきます。
冷戦時代と異なり、アメリカに立ち向かう国はなくなり、アメリカでは産業界に政治が乗っ取られてしまい、産業界の利権のままに政治が行われるようになったとのことである。
著者はこのような危険なアメリカに盲目的に従う国も危険にさらされると説いています。
カレルの本は面白い部分もありますが、翻訳のためか文章が結構読みにくく、手こずらされます。
ベルリンの壁が崩壊し、東西冷戦が終了し、資本主義社会の時代が来たと喜んだのもつかの間、アメリカでの9.11同時多発テロをきっかけにアメリカは暴走していきます。
冷戦時代と異なり、アメリカに立ち向かう国はなくなり、アメリカでは産業界に政治が乗っ取られてしまい、産業界の利権のままに政治が行われるようになったとのことである。
著者はこのような危険なアメリカに盲目的に従う国も危険にさらされると説いています。
カレルの本は面白い部分もありますが、翻訳のためか文章が結構読みにくく、手こずらされます。

この記事へのコメント
こんばんは、ジェミニさん。
ウォルフレンというと学生時代に読んだ
・人間を幸福にしない日本というシステム
http://calil.jp/book/4620310190
を思い出します。
耳障りのよいことばかりでは、何も好転せず、危機の脅威が高まるばかりと最近感じます。
では
ウォルフレンというと学生時代に読んだ
・人間を幸福にしない日本というシステム
http://calil.jp/book/4620310190
を思い出します。
耳障りのよいことばかりでは、何も好転せず、危機の脅威が高まるばかりと最近感じます。
では
ミグさん、こんにちは。私もカレルでは、「人間を幸福にしない日本というシステム」を真っ先に読みました。
確か日本という社会は責任の所在がはっきりしないとの指摘でした。今の震災、原発の対応を見てみると、さもありなんと思います。
確か日本という社会は責任の所在がはっきりしないとの指摘でした。今の震災、原発の対応を見てみると、さもありなんと思います。