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ジェミニの英語トレーニングのブログ
 英語のトレーニングについて、いろいろと試しています。 効果のあったものを少しずつ載せていきたいと思います。
Daniel H. Pinkの"Drive"を読みました。
2010年09月11日 (土) 22:13 | 編集
 Daniel H. Pinkの"Drive"を読みました。大前研一さんの邦訳は「モチベーション3.0」という題で出ています。

 書店でこの本を見たとき、邦訳の方が安かったので、邦訳と原作のどちらにしようか、少し迷いましたが、英語のブラッシュアップにもなるだろうと思い、こちらにしました。

 Daniel H. Pinkは、昨年、大前研一さんの訳で「ハイ・コンセプト」を読んで、すごく面白かった覚えがあります。

 さて、この本の表題の"Dirve"ですが、車でドライブするということでなく、人間の行動を突き動かす動機という意味で使われています。

 古くから人は、他の動物と同様に、生存するために行動してきました。この本では、このような行動形式をMotivation1.0と名付けています。

Drive: The Surprising Truth About What Motivates Us
 しかし、人間社会が複雑になると、このMotivation1.0のみでは、不十分でいろいろと不都合が起きてきました。そこで、考えられたのは、アメとムチにより人間の行動をコントロールすれば、社会が飛躍的に発展すると考えられてきました。この本ではこれをMotivation2.0と呼んでいます。

 1950年代に、人間の行動は、アメとムチのような外的要因のみでなく、個人の興味などの内的要因が重要という研究がなされてきましたが、その時代はMotivation2.0を基本にした経済発展重視の世の中でした。

 この本では、1950年代に発見され、その後発展している人間の行動を突き動かす動機は、これまでMotivation2.0が中心と考えられてきましたが、21世紀に入り、個人の興味などによる行動の重要性がビジネスにも必要とされつつあるようです。この本ではこの内的要因を重視した行動形式を、Motivation3.0と呼んでいます。

 Motivation3.0優位の一例として、WikipediaとMS-Encartaを例に出しています。マイクロソフトは専門家を雇って、MS-Encartaという電子百科事典を出し、一時、一世を風靡しました。しかし、その後、誰でも編集できる無料のオンライン百科事典のWikipediaの台頭により、MS-Encartaの開発は中止に追い込まれていきました。

 今後の社会で何が人を動かすことになるかに興味がある人にお勧めです。
 英語は、ときどき、難しい単語が出てきますが、ビジネス書としては、ページ数もそんなに多くなく読みやすい方だと思います。
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