2009年11月07日 (土) 23:09 | 編集
Thomas L. Friedmanの"The Lexus And The Olive Tree"を読みました。
以前、この著者の"The World Is Flat"を読んで、面白かったのですが、この"The Lexus And The Olive Tree"は、2000年に書かれており、テーマはグローバリゼーションについてです。
ベルリンの壁の崩壊、冷戦の終結の後に、技術の民主化、金融の民主化、情報の民主化が起こりました。それに伴い、各企業は、これまでの自国内にとどまらず、世界中から情報収集して、世界中で自分の会社にとってもっとも適切な取引相手と仕事をするなど、一気にグローバリゼーションが進みました。
ジェミニ推定 総語数:168,264語、YL:10.0
以前、この著者の"The World Is Flat"を読んで、面白かったのですが、この"The Lexus And The Olive Tree"は、2000年に書かれており、テーマはグローバリゼーションについてです。
ベルリンの壁の崩壊、冷戦の終結の後に、技術の民主化、金融の民主化、情報の民主化が起こりました。それに伴い、各企業は、これまでの自国内にとどまらず、世界中から情報収集して、世界中で自分の会社にとってもっとも適切な取引相手と仕事をするなど、一気にグローバリゼーションが進みました。
ジェミニ推定 総語数:168,264語、YL:10.0
しかし、グローバリゼーションに対応した民主的な国の体制になっていないと、1990年代のアジア通貨危機などの深刻な事態が発生したりします。また、グローバリゼーションはMBAのマイケル・ジョーダンの例を元に"Winners Take All"の世界でもあります。さらに、世界各国にマクドナルドなどが出現し、次第にどの国も同じような趣になるのではという問題も出てきます。
2001年9月11日のアメリカ同時多発テロに前にこの本は書かれていますが、グローバリゼーションに強く反対する勢力についても、説明されています。
タイトルのThe Lexusは、トヨタの高級車レクサスで、この車はほとんどがロボットによって作られており、グローバリゼーションの象徴です。
一方、The Olive Treeは、自分の地面の象徴であり、中東ではオリーブの木が誰の物かで、諍いが起こることがあります。また、オリーブの木は自分の地面のみでなく、家族、地域社会、部族、国家、宗教の象徴であり、自分の位置や家を示す物となっています。
この本、グローバリゼーションについて、詳細に説明されていますが、結構、難しい言葉も出てきており、分量もあり、そのうえ、このPB判は字も細かく、結構読みづらかったです。
2001年9月11日のアメリカ同時多発テロに前にこの本は書かれていますが、グローバリゼーションに強く反対する勢力についても、説明されています。
タイトルのThe Lexusは、トヨタの高級車レクサスで、この車はほとんどがロボットによって作られており、グローバリゼーションの象徴です。
一方、The Olive Treeは、自分の地面の象徴であり、中東ではオリーブの木が誰の物かで、諍いが起こることがあります。また、オリーブの木は自分の地面のみでなく、家族、地域社会、部族、国家、宗教の象徴であり、自分の位置や家を示す物となっています。
この本、グローバリゼーションについて、詳細に説明されていますが、結構、難しい言葉も出てきており、分量もあり、そのうえ、このPB判は字も細かく、結構読みづらかったです。