この本では、現代人の宇宙観として定着しているBig Bang理論がどのように生まれたかを紹介しています。宇宙論の入門書なので、ふんだんに説明の図表があり、著者もたとえ話などで宇宙の現象を分かりやすく解説されています。
古代ギリシャ時代に地球の大きさを測ったエピソードから始まり、そこから、月の大きさ、地球からの距離、また、地球と太陽の距離が分かったりします。
この本には宇宙論のみでなく、いろいろなトピックが詰まっていますし、いろいろな科学者が登場します。
有名なのは、地動説対天動説、他にも光速一定という条件から導き出されたアインシュタインの相対性理論の話などがあります。
